←戻る


金曜の夜、途中でミツルさんとUdakaさんを渋谷で拾い、GTを自宅まで迎えに行って22時半頃に立川を出発した。



中央道を安全速度でかっ飛ばし、2時半頃に上宝の道の駅に到着して就寝した。



朝6時過ぎに起きてここでギアの選定。

プロテクション類はキャメロット3番以下を1セット、エイリアンを1セット、ナッツ、トライカム、ハーケン数枚、イボイノシシ2本、アイススクリュー11本。

ロープは60mダブル2本。

ビバーク装備は夏用シュラフとシュラフカバー各自、ツエルト1、エアーマット1、ロールマット1、ジェットボイル1、テルモス1。



登山口の駐車スペースに移動すると、既に5台ほど車が停めてあった。

Takaちゃんからの情報で、この週末に1パーティーが2ルンゼに入るらしい。

ルートによっては順番待ちがあるかもしれないけど、どうせ俺とGTは途中でビバークする予定だし、ミツルさんとUdakaさんは今日は偵察で、明日の早朝発で1ルンゼに取り付くつもりだから、今日は特に急ぐ必要はない。

最終パッキングを済ませ、8時半に駐車場を出発した。






先行パーティーが入ってたお陰でラッセルは全く必要なかった。



GTは楽をしようとセレブワカンを買って持ってきてたけど出番なし。



途中、日も差してきて気分は最高！

踏み固められたトレースをどんどん進んで行く。



錫杖沢出合に着くと、前衛壁が姿を現し、メンバーのテンションは一気に上がった。



1ルンゼは立派な氷が下から上まで繋がっていて、登攀意欲を掻き立てる。



3ルンゼは前回よりもだいぶ雪が多そうだ。



2ルンゼは遠目からは分かりにくいけど、状態は期待出来そうだ。



ただ、想像していたよりも傾斜が強く内心ビビっていた。

最後の氷柱、そして氷柱の下のベルグラの張った露岩部も悪そうだ。



自分から言い出したにも関わらず、実際に壁を目の当たりにすると自身がなくなってきた。

まぁこれまでもそうだったし、取り付いてみないと分かんないからな。





⇒次へ