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多摩川水系/一ノ瀬川
大常木谷 千苦ノ滝登攀
2012年6月2日〜3日
←千苦ノ滝登攀へ戻る 《遡行後半》 千苦ノ滝の後も淵がいくつも出てきて、味わい深い景観と楽しい遡行が続く。 山女魚淵ではガイドブックの倒木はないけど問題なし! 残置スリングとロープもあったけど、そんなの使いません! ザックを浮き袋にして泳ぎ、無駄にブリッジで越えてみたりする。 ライン取りも三人ともバラバラで、自分の進みたいラインを思い思いに突破する。 早川淵で泳いで滝の左岸を攻めるペコマ。 右岸をヘツって水流の脇を登る俺。 訳の分からない言い訳をして滝を巻くチッペ。 休憩がてら少し竿を振ってみると、一発でヒット!!! 早速夕飯のおかずゲットだぜ! その上の大釜では山女魚がウヨウヨ泳いでるし! ここでも一匹釣って先に進む。 2段になってる不動滝はペコマの判断で左岸を高巻いて行った。 ここからは二人には先に行ってもらい、つつじが咲き乱れる開けたゴーロ帯を、竿を振りながらゆっくりと進んだ。 結局ビバークポイントの会所小屋跡まで4匹の山女魚を釣り上げた。 《ビバーク》 乾いた服に着替え、ペコマの歩荷してきたキャンプ用のタープを張って、快適なビバークサイトが出来上がった。 焚火に火をつけ、夕飯の準備がある程度進んだところでさっそく乾杯だ! 乾杯したところで雨が降ってきたから、タープの下に逃げ込んで御馳走が完成するのを待った。 夕飯は、チッペ特性の牛スジ煮込みカレーうどん! 串焼きウィンナー! そして釣れたての山女魚! どれも死ぬほど旨いぜ! 去年の劔以来のまともな山行で、おまけに水分補給を忘れてたからビール2本でアルコールが回ってきた。 一足先にあったかいシュラフに潜り込み、あとは二人に任せることにして、心地よい眠りに落ちて行った。 →下山〜エピローグへ |