TOP | ソロクライミング | リード・ボルダー | 山行・アルパイン |
コンペティション | 沢 | その他 |
南アルプス/甲斐駒ケ岳
戸台川本谷〜六方石ルンゼ
単独登攀 2014年1月2日〜5日
←戻る 《Day0》1月2日 出発 当直が明けて一旦家に戻り、準備していた荷物を車に積み込んだ。 初めての冬期単独登攀で、1ビバークを想定してたから、装備に関してはいつも以上に真剣に取捨選択した。 というかこれまで軽量化について真剣に考えたこと殆どないけど。 登攀具はバイル、クランポン、スクリュー12本(すべてビナを1枚ずつセット)、アッセンダー1セット、プーリー、ハーケン2枚、イボイノシシ1本、トライカム1セット、ビナ+60cmスリングを6セット、アンカーチェーン2本。環付4枚といったところか。あとはハーネスとギアラックとチェストハーネス。 ロープとビレイ器は最後までどうするか悩んだ。 これまでメインに使ってきたソロシステムはジジにダブルロープだったから、ロープが1本しか通せないソロイストを持っていくか悩んだ。 去年の6月にトップロープでソロビレイシステムを比較検証したとき、逆さまに落下した時のソロイストの制動力の無さが噂通りハンパなかったってのもあって、あまり積極的にソロイストを使う気にはなれなかった。 ただ、ジジだとダブルロープは必須だから、ソロイストにしてロープを1本にすればかなりの軽量化になるのは魅力的だった。 悩んだ挙句、結局50mダブルロープ2本にジジ、ソロイストも持っていくことにした。 まだジョウゴ沢で1度しか試していないアイスソロで、ソロの要であるビレイシステムに関して対応できる選択肢をなるべく確保しておきたかったから、この点だけは重量を衰えゆく体力でカバーすることにした。 登攀具以外は、ベース用のテント、ビバーク用のツェルト、ガスとコッヘル、テルモス、厳冬期用シュラフとシュラフカバー、ビレイジャケット、4日分の食糧、ヘッデン、デジカメ。全部で25s程度だ。 本谷登攀時はテントと食糧の一部を除いても20s以上の荷物となる。 約1年ぶりの重装備での山行に若干不安はあったけど、当然これから始まる冒険に対する期待感の方がはるかに大きかった。 そんなこんなで昼ごろに所沢を出発して、戸台の駐車場についたのは15時頃だった。 次へ→ |