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二子山/西岳
中央稜
2008年6月28日



《Background》

4月に行った八ヶ岳・中山尾根でソロクライミングに目覚め(?)、もっと安全な方法でソロをやろうと思ってネットでいろいろ調べてけど・・・



ぜーんぜんまともな情報がなーい!

一応「ソロクライミング」とか「ソロクライミング システム」とか「ソロクライミング 方法」って検索するといくつかのページが出てきて、中には結構具体的な方法を書いてるページがある。

あ、すいません、まともな情報がないとか言っちゃって・・・・

世の中には「ソロイスト」、「ソロエイド」、「サイレントパートナー」といったソロクライミング専用デバイスってのがあるようだけど、どうも国内では入手が難しいみたい。

普通に日本で手に入るギアを使ってソロをする場合、@グリグリ、Aシャント、Bアッセンダー、なんかを使う人がいるらしい。

貧乏学生の自分がこのときもってたのはアッセンダーだけだ。

よし!アッセンダーでソロをやってみよう!

大学寮の廊下でロープいっぱいに伸ばしてネットで調べたシステムを実際に試してみた。



ん〜・・・ まぁ何とかなりそうかな・・・

部屋から出てきた友人に「何やってんだ、お前?」って突っ込まれたのは言うまでもない。(言っちゃったけどwww)



《Method》

と、一応システムの練習をやったつもりになって向かったのが二子山中央稜だ。



なんでこのルートかって?

ペコマが山岳同好会の後輩指導のために行くっていったから、それについて行っただけです!



ま、もともと興味あるルートだったし、グレードも5.8くらいで数ピッチで終わる短いルートだから、練習するのにちょうどいいかなーと思ったわけですよ。

向かう途中、事故渋滞でトンネルの中に1時間ほど閉じ込められたけど、なんとか到着。どうやらトラックが川に落ちてたらしい。



とりあえずアプローチして、と。



※ここからは全然登攀中に写真撮ってなくてあんまり文章と写真がリンクしてません。


予習した通り、取付きの木にスリングで支点作って、そこにロープをフィックスして、アッセンダーを通してちょっとずつ登りながら、片手でちょっとずつロープを繰り出していって・・・



・・・あ゛ーーーめんどくせーーーっ!!



1ピッチ登ったらまた支点回収で取付きまで懸垂して、また同じルートを登って・・・



あ゛ーーーやっぱめんどくせーーーーっ!!

面倒臭いから2・3ピッチはつなげて大テラスまで一気に登った。



でまた2ピッチ目の取付きまで支点回収しながら懸垂して・・・



ちょうどそのとき中央稜に取付いてた後続の他パーティーのリードが1P目を登ってきたところだった。

リード氏:「もしかしてソロですか!?すごいですね〜!」

俺:「ええ、まぁ。(えっへん!)」

とちょっと得意げになってギャラリー(ってほどでもないけど)の前で2・3ピッチ目の登り返しにかかった。

上のテラスにフィックスしたダブルロープにアッセンダーを掛けてずり上げながら3mほど上がってアッセンダーに体重を掛けると・・・



ビヨヨ〜〜〜〜ン

と取付きまで戻ってきてしまった。しかも他人の前でカッコ悪く転がった。

このとき使ってたのはエーデルワイスの8.2mのダブルロープで、これが伸びる!伸びる!

まぁ原因は2ピッチ分フルに伸ばした状態で、体重掛けるのはそのうち1本だけだから、考えてみればそんだけ伸びるのは当然なんだけど・・・

でも他の方法なんて考えてなかったからこれで登り返すしかない。

そうこうしてるうちにフォローも登って来てギャラリーが二人に・・・・

赤の他人の前でビヨンビヨンしながら必死になってちょっとずつズリ上がっていくと、だんだんフィックス部との距離も短くなってロープの伸びも少なくなってきて、何とかテラスまで登り返した。



あー恥ずかしかった・・・

もう後続の二人とは絶対顔合わせたくないし、登り返しもめんどくさいからテラスから上の2ピッチはフリーソロで抜けた。







《Result》

稜線に上がると後輩Mr.Mとのクライミングを終えたペコマと、一般道を後輩の女の子を連れて登って来たチッペが待ってた。





ペコマ:「ソロはうまくいった!?」

俺:「・・・えっ? ま、まぁ・・・(汗)」



Mr.M:「先輩、すごいっすねぇ!!」

俺:「・・・ま、まぁね・・・」



といったような会話があったか無かったかは定かでないけど、とりあえず山頂でみんなで記念撮影。パチリ。



クライミング経験のない後輩女子にも、この高度感を体験させてあげようってことで、下降はみんなで懸垂で降りることにした。



チッペが期待の新人女子にラペルとバックアップのシステムを教えて、一応安全のため俺のPetzlのグレーのヘルメットを貸してあげた。



高い所は大丈夫なようで、割と順調に懸垂し始めた。



すると、カラン、カラン、カラン・・・・

鈍いプラスチックの音とともに転がっていくグレーの物体・・・



期待の新人女子:「きゃーっ ♡ ごめんなさ〜い ♡ 」

俺:「・・・(コルァァッ!!!)」

ま、すぐ回収できたからいいけど。





取付きに降りてきてみんなで弓状エリアを見に行った。

ここが日本最難ルートのある岩場か〜!!(どれがフラットマウンテンかは分かんなかったけどね。)

夜はみんなでキャンプしました。








《Discussion》

今回試したアッセンダーを使ったソロシステムは全然実用的じゃなかった。(自分がヘタクソなだけだけど。)



あと登り返しもうまくいかなかったし。



ん〜なんか思い描いてたソロとはだいぶ違ったなー・・・



やっぱフリーソロが一番楽しいかも。








《Conclusion》


『ソロクライミングは面倒臭くて大変。』







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